本田健の人生相談「Dear Ken」第584回おすすめ本 個人的まとめ

本田健の人生相談「Dear Ken」第584回おすすめ本 個人的まとめ

Photo by David Mao on Unsplash

ポッドキャストで配信中の「Dear Ken」では、第100回から本田健とリスナーのオススメ本を紹介しています。
ここでは2021年10月6日に配信された第584回で紹介された本を、個人的な感想も含めて、まとめとして書きます。
今回は本田氏が2冊をおすすめしています。

『プロセスエコノミー』尾原和啓

完成品ではなく「制作過程」を売る!
良いモノだけでは稼げない時代の新常識、インターネットによって完成品はすぐコピーできるようになった。
だから完成品で差別化するのは難しい。
そんな時代にはプロセスにこそ価値が出る。なぜならその人だけのこだわりや哲学が反映されたプロセスは誰にもコピーできないからだ。
完成品ではなく制作過程そのものを売る。プロセスエコノミーはこれからを生きる全ての人の武器になる。

アマゾンより

これからの価値の有り方を問う一冊

著者の尾原和啓氏はシンガポール在住で、本田氏はクラブハウスで知り合いメールを送り合う仲だそうです。
印象は天才でとても賢い人で、Googleなどでも仕事をした経験を持っているらしいです。

この本を一言で言えば、完成品ではなく製作過程を売ろうということ。

完成品というよりは、「いまこんな製品を作っているとこです」とファンへ情報を提供する。
そして、いざ商品を発表したときには、みんなが欲しがって行列をつくる。

その典型例が、アップルのiPhone。製品ができつつあるプロセスから、みんながワクワクするという新しい経済の時代がやって来たと言います。

本田氏は、この考え方は様々なジャンルで応用できると展開していきます。
例えば蕎麦屋は、新しい天ぷらそばを考案するときに、「ころも」「エビ」など材料からこだわった様子をお客さんむけに動画配信するなど。

プロセスエコノミー的な人が活躍する

また視点を広くして世の中を見ると、いまはプロセスエコノミー的に人間が活動している時代だと言っています。
日本の一流のミュージシャンがもっともな例でしょう。

松田聖子、矢沢永吉、桑田佳祐、松任谷由実など、本人が第一線で活躍し続けると同時に、ファンも長年応援し続けている。
この共存関係は、つまりは人生を共に生きているということ。
このような人たちが第一線で活躍すると、本田健氏は分析しています。

同じ現象はビジネス界でも見ることができるそうです。
上述のiPhoneのように、成功している会社は、次の製品やサービスをお客が待っている。
だから、商品のプレスリリースをする必要がない。ファンが話題を盛り上げてくれているからです。

これからの時代に、提供する作品の有り方を考えさせられる一冊と言えるでしょう。
時代を先読みして一歩前を走りたい人にオススメです。

『ファッションの仕事で世界を変える』白木夏子

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エシカル、SDGSに関心がある人に

Ethical Jewelry(エシカルジュエリー)とは人・社会・自然に配慮をして作られるジュエリーのことです。
背景にある素材の物語や、つくる人、つける人の想い、美しい自然を未来へつむいでゆくことことを主眼としているようです。

※エシカル=倫理的な、道徳的な

著者の白木夏子氏は雰囲気は可愛らしいが、実はパワフルで行動力がある人だと本田氏は言います。
マスコミやテレビにも登場しており、一般にもよく知られていて、これからの時代をつくっていく女性経営者の一人だと。

本田氏も個人的に知っているが、日本人の文化を変えていく可能性を持っていると予想しているそうです。