映画『キングスマン:ファーストエージェント』戦争を娯楽として魅せる映画の系譜を受け継ぐ

コロナウィルスの影響で、何度も上映が延期されてきた映画『キングスマン:ファーストエージェント』がやっと公開された。

前二作に当たる『キングスマン』と『キングスマン:ゴールデン・サークル』では、資本主義によって生まれた大金持ちが、人体埋め込み式のICチップやウィルスワクチンを使って世界征服をたくらみ、キングスマンのメンバーたちがそれを防ぐ闘いが描かれていた。
躍動感あふれるアクションに加えて、キングスマンとしての成長、子弟を超えた友情の復活などが描かれ、爽快感あふれる映画ではあった。

だが三作目である『ファーストエージェント』を見た後では、面白かったはずの前二作が、どこか小さく感じられてしまう。<br>なぜそう思ったのだろう。その理由を考えながら今作を振り返ってみる。

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